ブログ

国会報告

いまお伝えしたいこと

通常国会が22日に会期末を迎えますが、事実上、本日21日で上程された全ての議案審議が
無事終了いたしましたので、ご報告申し上げます。

おかげさまで、岐阜県民の皆様からお預かりしていた、参議院議員の議席を12年間1日も
休むことなく、全う出来た事に安堵しております。この事は何より多くの皆様に、ご支援
とご教授を頂くと共に、暖かいお心を賜りました事が私の勇気と元気となり、今日まで務
めることができ、とても言葉では言い尽くせませんが、改めて、感謝しきれない感謝を申
し上げます。
みなさま、ありがとうございました。

皆様から賜った勇気と元気で、国会での活動を120パーセントの力で走り抜くことが出来
ました、この原動力は、地元岐阜県のみならず日本全国、世界各地をまわらせていただき
、地域によって様々な生活をされているみなさまに、お話を伺わせて頂いたことで、次の
世代により良い日本、そしてこの地球のために必要なことを見つめ、全力で活動すること
が出来た事で、様々な成果をあげると共に、次世代へ手渡していく、道筋もつけることが
出来ました。
この事もひとえに皆様のおかげさまであり、そのお心に少しでも応え、みなさまが笑顔に
なっていただける事を思い、日々全力で走って参りました。

<全ての生命を守る繋ぐ耀かす>をテーマに県議会に当選以来22年間、ひたすらに精進し
てまいりました、地球温暖化問題、安全保障問題、エネルギー、食糧の安全保障はもとよ
り、日本の脆弱な安全保障を強化し、日本が平和で強靱な国となる有力な施策として、日
本をエネルギー輸出国に出来るように、持続可能な国産燃料などに取り組んで参りました
、コロナ禍ではワクチンパスポートプロジェクトチームの座長として、感染拡大防止と経
済活動の両立のために取り組ませて頂いたことなど、様々な経験を積ませ頂きました。
国土交通大臣政務官としての経験は、非常に経験値の高い日々であり、毎週の現場視察は
貴重な経験でした。
国土交通省、海上保安庁、気象庁の皆様をはじめ、現場に置いて様々なお話を聞かせてい
ただいた皆さまに、改めて感謝を申し上げると共に、厳しい環境の中でも人々を思い全力
を尽くされている、おひとりおひとりの姿は私の目に焼き付いています。
これからも、ご健勝にて一層のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

12年間の活動の中で、初めての予算委員会でも取り上げさせて頂いた、一宮西港道路は私
の祖父が日本の均衡ある発展と、強靭な国土造りの実現を目指した、日本運河計画の代わ
りとしての機能を持ち、日本海と太平洋をダイレクトに繋ぐ大動脈になる高規格道路です
、東海北陸自動車道の南進部として、平時は経済の大動脈、そして非常時には生命を繋ぐ
道としての機能を発揮する高規格道路網のラストワンピースです。
ライフワークとして取り組んできた、一宮西港道路の着工に向けた道筋を本年3月につけ
ることが出来たことは、県議会議員になってから22年かかりましたが、参議院に議席をい
ただき、同期で愛知県選出の酒井庸行先生と2人で、12年間、国会で地元で、常に多くの
方に働きかけ、ご理解いただきアドバイスを賜りながら、粘り強く活動してきた成果であ
り、酒井先生とのご縁に深い感謝を覚えます、正に天地人が調和した賜物と感じています
、酒井先生はじめ皆様に改めて感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

全人類で取り組むべき温暖化対策や、自然保護、資源保護は喫緊の課題でありながら              有効な手が打てていない中、地球の気温は産業革命前では10000年で4度の上昇であったもの
が、産業革命後では250年で1度上昇し、更に上昇曲線は急激なものになっています。持続
可能でCO2を排出しないエネルギーを1日も早く手に入れること、今後も増える地球の人
口に対して食糧、エネルギーの供給と、自然保護、資源保護を両立させる事は、この地球
に生きる全ての生命にとって、一刻も早く成し遂げなくてはならない、最大で喫緊の課題
です。これからも微力を尽くして取り組んでまいりたいと思います。

毎年、県内を隈無く廻り沢山のご意見を賜り、現場に足を運びご教授いただいておりまし
たので、岐阜県内にはまだまだやり遂げなくてはならない事が、山積している事は、私の
頭の中に刻まれています、どんなかたちでも良いからお手伝い出来ればと強く思います。
今回の参議院選挙への対応について、今日までは議席をお預かりしている以上、職務に専
念し責任を持って議決に臨めるよう、精進して参りました。皆様には大変ご心配をおかけ
し、励ましを頂き、そのお心は私の心に沁みております。
今回の問題が起こるまで、議席をお預かりする者として当然の事ですが、日々120%全身
全霊をかけて駆け抜けておりましたが、無所属になってからはどんなに頑張っても、今ま
での80%位のパフォーマンスになってしまい、その事が、議席を預かる者として、何より
辛かったです。 
そして、この状態が改善できないまま、議席をお預かりすることは、皆様のお心に応える
ことが出来ないということであり、あってはならない事ですので、今回の参議院議員選挙
には立候補しないことを表明させていただきます。

この機会を大切にして、一旦立ち止まり、充電して、改めて全ての生命が安心して、生命
を育んでいける、地球を目指して、数字や机上の空論ではなく、現場力と実現力を磨いて
、生きるという事に寄り添い、心を寄せ、全ての生命を耀かす事が出来るよう、120%以
上のパフォーマンスで、皆様のお心に応えられる自分となる様に精進して参りますので、
今日までの感謝と共に、今後とも変わらぬ、ご教授とご支援を賜れますことを、心からお
願い申し上げます。
今日までの最大の感謝を込めて、皆様に全身全力で感謝申し上げます。
みなさま、ありがとうございました。


参議院議員 大野泰正